今回は、京都大学理系数学(2022年 第5問)の解説をしたいと思います。
問題
曲線
, 軸および 軸で囲まれる図形の面積を とする. とし, 上の点 と原点 ,および , を頂点にもつ長方形 の面積を とする.このとき,次の各問に答えよ. ⑴
を求めよ. ⑵
は最大値をただ つの でとることを示せ.そのときの を とすると, であることを示せ. ⑶
(京都大学)を示せ.
解答
⑴

解法1
解法2
⑵
また
この値を
増減表より、
題意より、
⑶
また
よって
解説
⑴は単に計算するだけです。
⑵も証明問題ですから、流れに乗って計算すれば、安心して結論を導けるでしょう。
⑶は答えを見れば簡単ですが、なかなか初見では発想できないかもしれません。
反対に、
また、
使えそうですが、果たして「自明」と言って良いのでしょうか?
「正多角形に内接する円」など余計なことを考えなくて良いように、「
まとめ
今回は、京都大学理系数学(2022年 第5問)の解説をしました。
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