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ゆーきち
こんにちは、ゆーきちです!
今回は、高校生クイズで出題された計算問題にチャレンジしてみます。
問題
宇宙エレベーターで静止衛星までの移動にかかる時間を計算しなさい。
ただし、条件は以下のとおりとする。
条件
- エレベーターは地球で静止した状態から
で 秒間加速し最高速度に達する - 以後減速を始めるまで速度を保ったままで移動し
で減速を行い、速度 で静止衛星に到着する - 静止衛星は上空
にある
ヒント
- 等加速度直線運動の公式を使いましょう。
初速 で移動を開始した物体が、一定の加速度 で時間 ・距離 だけ直線運動した結果、速度が になったとすると、以下の式が成り立ちます。
・
・ 図を使う方法もあります。 図においてグラフで囲まれた面積は、移動距離を表します。
解答
解法1
等加速度直線運動の公式を用いる方法です。
エレベーターが静止した状態(初速
また、加速中にエレベーターが移動する距離を
次に、エレベーターが減速している時間を
また、減速中にエレベーターが移動する距離を
よって、エレベーターが等速移動する距離を
したがって、エレベーターが等速移動している時間を
以上より、エレベーターが静止衛星まで移動するのにかかる時間は
解法2
縦軸を

このグラフで囲まれる台形の面積は、エレベーターの移動距離
答え
102時間11分37秒
まとめ
今回は、「高校生クイズ」で出題された、宇宙エレベーターの移動時間を求める計算問題にチャレンジしてみました。
結論は102時間11分37秒、、いつかはこんな乗り物が実現する日が来るのでしょうか。楽しみですね!
計算のポイント
- 等加速度直線運動の公式を使う
- 加速局面→減速局面→等速局面の順に時間・距離を求める
図を使う
ゆーきち
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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